三谷光男

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2011年3月 8日 (火)

2011年3月8日(火)

36()7日(月)、東京・五反田のTOC「規制仕分け」が行われ、国会議員評価者(規制仕分け人)を務めました。

規制仕分けは、Aグループ(ライフ・イノベーション、消費者保護分野)とBグループ(グリーン・イノベーション、農林水産分野)の二グループに分かれて行われ、私はAグループの評価者を務めました。

「規制仕分け」は、政府にとっても初めての試み。私にとっては、「仕分け人」は初めての経験。また「うまくいくのかな?」といった不安もありました。加えて、初日に行われるライフ(医療・介護等)イノベーション分野の3つの対象項目はすべて私が評価者の「取りまとめ役」(議論の前に論点を整理して提示する。最後に評価者たちが下した評価をまとめ「仕分け」の結論を述べる役)を務めました。だから最初は本当に緊張しました。実は国会での初質問の時並みに緊張しました!

終わってみての感想です。新聞等の報道の評価はさまざまでした。期待が大きかったからなのか「掛け声倒れで、中途半端な答えしか得られなかったではないか」という厳しい評価もありました。しかし「良い議論ができた」「良い結果が得られた」と自己満足かもしれませんが、とても達成感があります。

天下り法人などの税金の無駄を暴く「事業仕分け」は、議論の末の答えが「予算の削減」とか「事業の廃止」など、見る人たちからしても、ストーリーがわかりやすいものです。

これまで党成長戦略PTの総合特区・規制改革小委員会の委員長として、規制改革に取り組んできました。

壁になって立ちはだかる規制、例えば、「保育所への補助金についてい(厚生労働省通達のさまざまな使途制限」のように、経済成長に資する規制に、あるいは時代のニーズに合った規制に組み替える作業が規制改革の取り組みです。実は「派手な作業」ではなく、「地道な取り組み」です。

規制には必ず「目的」があり、特に長く続いてきた規制には「歴史」があり、変えようと思えば、その規制に関係する人たちからの強い抵抗が湧き起ります。だから「理」を立てて、丁寧に議論を積み重ねていかなくてはなりません。

「うまくいくのかな?」との不安は、「公開」のもとで行われる「仕分け」に規制改革の議論は「なじむのかな?」という不安でした。

終わってみれば、その不安は払しょくされました。規制改革こそ「仕分け」を行うべきだと思いました。

実際の仕分け玉=仕分けの対象項目にはならなかったのですが、仕分け玉の候補にあがった瞬間に、今まで何も応えようとしなかった役所側から答えがでてしまって、仕分け玉にならなくなってしまった項目もあります。どういうわけか仕分け玉の候補になると、話が当該の役所側に漏れていて、これまで改革の方向に「変える」と答えなかったのに、「変える」と言い出して、仕分け玉にならなくなってしまう、議論にならなくなってしまうのです。白日の下にさらされるのが嫌なのでしょう。そのように「仕分け」の対象項目にあがらなかったけれど、「仕分け」をやったから「動いた」いくつかの項目もありますので、これらも「仕分け」をやった成果だと思っています。

終わった後の「ご苦労さん会」で、蓮舫大臣には「これ(規制仕分け)続けましょう。」と進言しました。

3月 8, 2011 日々実感 |