三谷光男

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2009年6月 2日 (火)

6月2日(火)

63日に会期末を迎える通常国会の延長を決める衆議院本会議が開かれ、55日間の延長が決まりました。衆議院の解散をいつ行うのかの思惑もからみ、選択の幅を広く取るために70日近くのの大幅延長の話が有力でしたが、すったもんだの末、延長幅は当初の話より短縮されました。

その背景には、麻生総理の意向があったようです。与党内に広がりつつあった解散総選挙先送りの空気を変え、解散時期は自分が決めるのだとの演出なのでしょう。きっと麻生総理のご性格は、「天の邪鬼」(あまのじゃく)なのです。まわりの皆が考えることをこれまでも必ずはずしてきました。

今度は、延長短縮により、解散総選挙の時期が少し早まるのではないかと観測をする人がいますが、これもまた皆がそう考えるとまたはずしてくるでしょうから、全くわからないと思うのです。厚生労働省分割の話ももとをただせば麻生総理が言い出したことです。それを「最初からこだわっていない」とまた「ブレた」ように、掴みどころがないことが今の総理の特徴です。解散時期のことも含めて、総理大臣なのですから、考えはピシッと決めてもらいたいものです。

先週水曜日(527日)に党首討論がありました。麻生総理は党首討論の場を得点が稼げる場と考えているようです。会期の延長幅を決定する際も、「党首討論をもっとやろう」と大島国対委員長に指示されたとのことです。これは良いことだと思います。党首討論をもっとやるべきです。民主党にとって「もってこい」の話だと思います。

私は、麻生総理のもうひとつの特徴は「野党的総理」だと思っています。最初の所信表明演説も先般の党首討論も、「国をこうしたい」「こういう社会をつくりたい」ということよりも「敵のアラをつこう」とする姿勢が先に立ちます。総理にしては珍しいタイプです。逆に、27日の党首討論がそうだったように、鳩山代表のほうが目指すべき国や社会の姿を議論したいという姿勢を濃厚にもっています。党首討論やるべし。期待しています。

6月 2, 2009 日々実感 |