三谷光男

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2008年11月12日 (水)

11月12日(水)

今週からようやく通常の国会審議が始まりました

91日夕の福田総理の突然の辞任から、自民党総裁選。麻生総理が決まって924日から臨時国会が始まりましたが、衆議院の解散含みで迷走。結局解散総選挙は先送りになりました。テロ特措法(給油新法)金融機能強化法のみ先に審議されましたが、他はここまで白紙状態。ようやく今週から各委員会で大臣所信表明が行われ審議が始まりました。といっても始まって40日以上、会期は1130日までですから会期末が迫ってから通常の審議が始まる。解散先送りの理由となった追加経済対策、そのメインの2兆円の定額給付金については、いつ、どのように、どの財源から行われるのか迷走が続いています。この状態こそ政治空白そのものではないかと思います

民主党は徹底的に審議を要求していきます。

麻生内閣と与党は(追加的経済対策を盛り込んだ)2次補正予算案をこの国会に出すべきです。「(景気対策は)スピードが大事だ」と大見えをきったのは麻生総理でしょう。「逃げるな」と申し上げたい。せめて国会審議だけでも十分な機能を果たさなければならないと思います。

昨日、参議院外交防衛委員会で田母神前航空幕僚長を呼んでの参考人質疑がありました。

幕のトップにおられる方でなければ、持論を押し通されることは結構だと思います。しかし幕僚長の立場にある方が、政府見解と正反対のことを公然と論ずることは大きな問題です

文民統制(シビリアンコントロール)を全くご理解いただいていないと思います。

またこのようなことをされては、防衛省の中にある「背広が制服より偉い」という文民統制のまちがった理解を助長することにもつながります。

史実はできるだけ客観的に見なければならないと私も思います。しかし田母神論文は、「日本は一度も自ら戦争を仕掛けたことはない」など述べられていることが稚拙すぎます。

政府の対応も問題です。田母神さんは「鵬友」という航空自衛隊誌に同趣旨の論文を掲載されています。この時政府は何も対応しませんでした。田母神さんが「突然の解任で驚いた」といわれたことはうなずけます。マスコミが取り上げて問題になったから解任したとしか考えられません。政府は「だめなものはだめだ」とする明確な対応をしなければならないと思います

11月 12, 2008 日々実感 |