三谷光男

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2008年3月25日 (火)

3月25日(火)

朝、厚生労働・総務部門合同会議。「年金記録問題」について

厚生年金の「標準報酬月額」の改ざん問題というのがありました(本当にとんでもない話!)。その改ざんへの関与が疑われる社会保険事務所が、総務省でつくる第三者委員会の委員に向けて圧力をかけた問題が起きています

民主党のこの合同部門会議で、特に内山晃議員が、社会保険庁に厳しく説明を求めてきました。それが先週、求めてきた民主党の部門会議ではなく、自民党のそれも(いかがわしい厚生族でつくる)4人委員会なるものに報告されるというおかしな総務省の対応がありました

また同じようなことが起きました。民主党の合同部門会議で、長妻昭議員を中心に、宙に浮いた年金記録5095万件について、社会保険庁は当初この約5000万件のうち給付に結び付く可能性がある「未解明の記録」は2025万件と説明してきましたが、本当はもっと多いのではないかと指摘し続けてきました。今度は舛添厚生労働大臣が、訂正を要求し続けてきた民主党の部門会議ではなく、自民党の部会でこのことについての訂正を報告するという不可解な出来ごとが起こりました社会保険庁も総務省も何を考えているのでしょうか。噴飯ものです。

こうした役所の対応のまずさもさることながら、この年金記録不備問題は次から次へとあきれ返るような問題が明らかになってきます。今は道路特定財源の問題に焦点が当たり少し隠れた感がありますが、必ずまた大きな焦点になるだろうと思っています。

数あるあきれ返る問題のうち一つだけ取り上げます

「『消えた年金記録』などはない」と言い続けてきたのが、社会保険庁であり自民党でした。「宙に浮いた」すなわち「統合しきれなかった」年金記録はあっても年金記録は消えていないということなのでしょうが、「消えてしまった年金記録」は確かにあります。平成199月までに、確認されたものだけで1541件。これは「保険料を払ったのに記録がない。おかしい。」と申し立てた人の中で、領収書を持っているのに、オンライ上にも元台帳のも記録がない。まぎれもなく消えてしまった年金記録です。これまでにも問題になってきたように領収書を持っている人など少ない。自分で年金記録の訂正を申し立てられる人も実はほんの一部にすぎないのです。つまり1541件という数字は氷山の一角なのです。それを「消えた年金記録などというものはない!」「不安に陥れるようなことを言ってはならない。」と言い続けてきた人たちは、不誠実で無責任極まりない人たちだと思います。

年金記録の問題は、めまいがするほど次から次へとあきれ返る問題が出てきますが、政治の責任が問われていることですから、今後も粘り強くきちんと対応していきたいと考えています

【写真】朝の厚労部門・総務部門合同会議の様子です。年金問題について継続して論議しています。

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3月 25, 2008 日々実感 |