三谷光男

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2008年2月29日 (金)

2月29日(金)

 与野党の思惑の違いにより、これまでにもたびたび政府与党による強行採決が行われてきましたが、予算案や租税特別措置法案をめぐる今回の強行採決は一番程度が悪いと思っています

衆議院予算委員会は、昨日半日道路特定財源の集中審議、今日半日防衛省問題の集中審議の後、強行採決により予算案が衆議院を通過しました

そこから財務金融委員会、総務委員会、国土交通委員会、衆議院本会議と深夜までに強行採決の5連チャンでした

焦点となった道路特定財源については、審議を重ねるごとに国土交通省によるずさん極まりない使い方が明らかになりました

カラオケセットやマッサージチェアへの流用、宿舎費への流用、道路関係の天下り公益法人のあきれた実態、今後10年間の道路中期整備計画(59兆円)の積算根拠の無さなど、審議を重ねれば重ねるほどずさんな実態が明らかになり、福田総理や冬柴国土交通大臣の答弁は説得力もなければ、進んで改めようとする気構えものぞけませんでした。

明らかになっていくずさんな実態を封じ込めるかのような強行採決でした。

こうした強行を指揮した自民党幹部の頭の中は、参議院選後の「新しい国会状況」に結局のところまだ頭が切り替わってはいないのではないかと思います

両院議長あっせん案も反故になり、これで政策協議による合意形成への道は閉ざされたも同然。愚かというよりほかありません。

2月 29, 2008 日々実感 |