三谷光男

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2008年1月11日 (金)

1月11日(金)

最大の焦点だった給油新法は、結局参議院で否決、即日衆議院において、3分の2再可決されました。

57年ぶりに憲法59条2項に定められた衆議院3分の2再議決が使われたことは、本当に残念なことです。

この再議決が使われるのは、本来特別な場合に限られなければなりません。特別な場合とは、その問題が国民生活にかかわる喫緊の重要問題であり、直近の大多数の民意によって通さねばならない場合のみです。59条1項は「両院の議決をもって法律とする」これが基本です。今の衆議院の与党3分の2以上を占める議席は、郵政解散によって得られた議席。直近の民意は去年7月の参議院選挙です。世論も大きく分かれています。福田内閣がこの衆議院再議決を使うのならば、衆議院の解散総選挙を行って民意を問わねばならないのです。

一度使われれば、二度目、三度目と使われることになります。本来あるべき姿から筋道が損なわれていくことに大きな危惧をおぼえます。

1月 11, 2008 日々実感 |